目次
11話、相対する「異」なるもの、その心は・・・?
前回は、滑婆さんの過去の物語でしたね。
天海への協力に迷っていた彼女を動かしたのは・・・
助けられなかった者への思い。戦への憎しみ。
今回は「犀の角のごとく」という、仏教用語が題名。
忍びの者全体を指すのではないかと思った言葉でしたが
式部の生い立ちに関する言葉のようですね。
今回はどんなお話になるんでしょう?
お付き合いいただければ幸いですm(__)m
※ストーリーのあらすじや感想を書いております。
細かく書いているので、ネタバレしたくない方はご注意くださいませ。
一緒に楽しんでいただける方は、お進みください(*^▽^*)
今回の題名「犀(サイ)の角のごとく」についても「10話」にて考察を書いています♪
バジリスク桜花忍法帖 第11話「汝、犀の角のごとく」
【ストーリー】
転寝が立てた叢雲爆破作戦の決行前、式部の命綱“犀防具”が不具合を起こす。
犀防具の修繕中、成尋の手の者に強襲を掛けられ、洞窟に閉じ込められる式部と蓮。
そこで、独り歩んできた自らの道を吐露する式部。
第11話 川を流れる1人の「赤子」は誰?この包帯だらけの姿は…
冒頭、川を流れる桶・・・
子供が引き寄せるも、中を見て逃げ出す。
一人の僧が通りかかると中には赤子。
それも、顔まで布で巻かれた変わった赤子だった。
この赤子は・・・?というのが・・・今回の題名にも関わってくるのでしょうね。
目からして式部だけれども、一瞬、前回出て来た包帯の人かと思った。
「バジリスク~桜花忍法帖~」OP 陰陽座「桜花忍法帖」♪
オープニング曲は、個別に記事を書いております♪(映像ではなく、画像でご紹介してます)
お読みいただけると嬉しいです(*^▽^*)↓
作戦決行の準備に取り掛かる…その時式部の「留め具」が壊れる…
作戦の準備に取り掛かる面々・・・
その時式部(しきぶ)の体の留め具が壊れ、転寝は「式部」以外の皆で準備をするよう言い渡す。
式部くんのお行儀の良い座り方と・・・才蔵(さいぞう)の顔(苦笑)
「膝の部分が壊れただけなら平気じゃないの?」…と現(うつつ)は言いますが
転寝(ごろね)は響(ひびき)と蓮(はちす)を呼び、式部の防具の補修にかかるのです。
そういえば、最初から「鎧」姿の式部くんですが
今まで全く説明がなされていませんでしたよねぇ?
私も、公式のプロフィールに書いてあること以外は何も知りません。
今回は式部の生い立ちがわかる回なのかな?
「鎧を全部取ってみてくれ」という転寝に戸惑う式部。
そうですよね、女子がいますからね。
「しばらく出ていてくれ、式部の裸が見たいなら話は別だが…」と転寝の冗談に
部屋を出る響と蓮。
「また筋力が強くなった。すべて直す必要がある」と転寝。
鎧を取った姿は普通の体格のいいお兄ちゃんですが…、「体質」とは?
ちょうど鎧を取ったのもあり…
ちょっと臭うから、水浴びして来い!と式部に言う転寝。
「四半時くらいなら、はじけないよ」と言われ、水浴びに行く式部。
はじけない・・・うむ。
その「体質」を気にして鎧を脱げなかったり、水浴びに躊躇したり
なかなか大変そうだね・・・。
式部が出掛けたのを見計らい、部屋に戻り道具の補修を手伝う女子たち。
「これがないと、体がはじける・・・てどういう事かな?」と蓮。
そういえば、蓮は子供の頃に
鎧の下をかゆがる式部を手伝ってあげようとして、拒否されていましたよね。
そして、自身の銃の練習相手でもありました。
きっと、ずうっと不思議に思っていたけど…聞くことができなかったんでしょうね。
「これはただの鎧じゃない、彼にとっての命綱。これで全身を締め付けないと、爆ぜてしまう。」
と初めて説明する転寝。
転寝もはっきりとしたことはわからないが、「筋力の膨張」は生まれつきの体質であるのだという。
「犀の角のごとく」
「犀」(サイ)は天竺に住む、一本角の大きな動物の事。
群れず、一匹で突き進むその様子を、釈迦が仏の道に歩むものに例えたもの。
転寝の作った式部の鎧「犀防具」(さいぼうぐ)の名の由来だという。
鎧にこんな名前があったんですね!
しかも・・・パッと見ただの「語呂合わせ」の当て字かと思ったら、そんな深い意味の名前だったとは。
式部の体の事は・・・誰もはっきりと知らなかったんですね。
甲賀の男子たちも、なのかな?
式部があまり話したくなさそう、触れて欲しくなさそうだもんね。